古布の詩 裂織の世界
朝原智子・野口和子 裂織二人展

〜終了しました〜

会 期 :2009年10月1日(木)〜2009年12月20日(日)


綿の栽培に適さない寒冷地では、木綿はとても貴重でした。擦り切れて使えなくなった古着を裂いて緯糸にし、織った再生布が裂き織りです。 古くから東北地方や佐渡などで盛んに織られ、利用されてきました。また現在もこの原村で織り継がれています。 昔ながらの身近なものでありながら、最近ではデザイン性が取り入れられた作品としても注目されています。
八ヶ岳美術館ではこれまで様々な裂き織りの企画展・公募展を開催して参りました。 本年度は国際的にも活躍されているお二人の作家と作品を裂き織り二人展としてご紹介します。

◎ギャラリートーク 「古布の詩を聴きながら」 ■とき :2009年10月12日(月) 13:00〜14:00
■ところ:当館 企画展示室
■参加費:無料(入館料別途)
■内容 :本展作家の朝原さんと野口さんが裂織について語ります。
◎はたおりワークショップ(要予約) ■第1回:2009年10月11日(日)
      13:00〜14:00 定員3名
      14:00〜15:00 定員3名
■第2回:2009年10月12日(月)
      10:00〜11:00 定員3名
      11:00〜12:00 定員3名
■ところ:当館 企画展示室
■持ち物:不要
■参加費:お一人様1,000円(入館料別途)
■講師 :信州さきおりの会のみなさん
■内容 :裂織の機織り体験をしていただきます。(長さ約20cmの裂織をお持ち帰りいただけます)
ご参加はお電話にてお申し込みください。
定員になり次第締め切らせていただきます。



高橋耕也のからくりとオブジェの世界

会 期 :2009年7月31日(金)〜2009年9月30日(水)

〜終了しました〜

たった一つのモーターから繰り出されるからくりのダイナミックで不思議な動き。妖精たちのユーモラスなしぐさ。 テレビ東京「テレビチャンピオン」での活躍でも有名な高橋さんの企画展は、ご好評をいただいた2005年に続く2度目の開催です。 迫力に満ちた作品からチャーミングな作品まで、新作を中心に約30点のほか、からくりとオブジェのデザイン、ラフ・スケッチも併せて展示いたします。 また、制作実演では作品が出来るプロセスを間近にご覧いただけます。

高橋耕也プロフィール
1965年生。店舗の看板や門扉などのエクステリアをオーダーメイドで製作。 その他イベントなどのオブジェ製作、監修、企画コーディネイトや舞台装飾の製作と活動は幅広い。
ウェブサイト
http://homepage3.nifty.com/monozukin-kouya/


◎制作実演&トークイベント◎
■とき :2009年8月22日(土)「からくりオブジェ」
      2009年9月20日(日)「風で動く、からくりオブジェ」
いずれも実演は終日、トークは13:30〜14:15頃
■ところ:当館入口前(屋外)
■参加費:無料(入館される場合は入館料別途)
■内容 :作家本人が作品を制作しながら、からくりオブジェの仕組みやデザインを説明し、皆さんからのご質問などにお答えします。


芳野満彦 山靴の音 展

会 期 :2009年6月23日(火)〜2009年7月30日(木)

〜終了しました〜

芳野さんの原点とも言えるこの八ケ岳で、2回目の山岳画展を開催致します。
芳野満彦さんは作家 新田次郎氏『栄光の岩壁』のモデルとなった伝説のクライマー。現在は新聞、雑誌などで多数取り上げられ、 岳人・画人・詩人としてご活躍中です。油画と水彩画の他、実際に使用していた山の道具も展示致します。芳野満彦さんの山への 思いを感じとって頂けると思います。

◎トークイベント(予定)◎ 2009年7月11日(土) 13:30〜14:30
2009年7月19日(日) 13:30〜14:30
参加費無料(入館料別途)


作家来館予定:2009年7月11日〜7月20日
◎芳野 満彦◎ ■1931年生まれ。1984年の高校生の時、八ケ岳で遭難し、両足の土踏まずから先を切断。 その後リハビリを重ね再び登山を開始。1965年日本人として初のマッターホルン北緯登攀に成功。


壮麗なる墨絵の世界
内田百音墨画展

〜終了しました〜

会 期 :2009年4月1日(水)〜2009年6月21日(日)


内田さんは東京を活動の拠点に、中央の水墨画壇で活躍中の作家です。2005年、画壇に彗星のごとく登場して以来3年間、 14ヶ所のコンクールで連続受賞の快挙を果たしました。3歳より毛筆と音楽教育を受け、書・画ともに幼少から鍛えられた 線質を生かした独特で斬新な作風は、その深い精神性とともに高く評価されています。今回の企画展では、欧州の遺跡や 町並みを想起させる石造りの建物がダイナミックに描かれた心象風景、内田さんが創出した古代文字絵画シリーズなど 代表作約25点を展示いたします。内田さんが描く表情豊かな「墨」の世界をどうぞお楽しみ下さい。

◎オープニングセレモニー◎ ■とき :2009年4月1日(水) 11:00〜11:30
■ところ:当館企画展示室

◎ギャラリートーク◎ ■とき :2009年5月6日(水) 13:30〜14:30
■ところ:当館企画展示室
■参加費:無料(入館料別途)
■内容 :墨画に寄せる思いと実際の制作について、また墨という画材が持つ可能性やその豊かな表現力を当館館長を交えて語ります。

◎ワークショップ◎ ■とき :2009年 5月7日(木)13:30〜16:00
■ところ:当館企画展示室  ■定員:10名(要予約)
■参加費:お一人様1,500円(入館料別途)
■講師 :内田百音さん
■内容 :墨と水彩絵具を使って色紙に墨彩画を描きます



井口育紀写真展
記憶の肖像

〜終了しました〜
■会 期 :2008年12月4日(木)〜2009年3月31日(火)
会期中の休館日:2008年12月29日(月)〜2009年1月3日(土)

30年以上も、随分前の事ですが
ある月刊誌の記事の背景に
多分、大井川とその河原を手前に
そして向こうに何かの大きな工場がある写真が載っていたことがあります。
そしてその写真が何かとても気に入ったことがありました。

それは色のない、殺風景で、地味な
特に作品的な写真という訳でもなく
誌面の一部としての背景に過ぎない写真でしたが
なぜかその風景がとても長く心に残っています。

そしてこのあいまいな写真の持っていたものは何だったのだろうかと
今も考えることがあります。
◎ギャラリートーク◎
■とき :2009年3月21日(土) 14:00〜15:00
■ところ:当館企画展示室
■参加費:無料(入館料のみ)
■内容 :作品制作のプロセスやモチーフへの思いについて井口さんご自身が語ります。



八ケ岳美術館公募展
第2回 あなたが選ぶ、信州の裂織展

■会 期 :2008年9月1日(月)〜11月30日(日)〜終了しました〜
(ただし投票は10月26日(日)まで)

■授賞式 :2008年11月2日(日)13:00〜14:00

受賞作品の詳細はこちら↓
http://yma.yatsugatake-ncp.com/?eid=1085582



当館が位置する原村では古くから機織りが盛んに行われてきました。 ことに裂織は、この地域の冷涼な気候風土もあって、八ツ手地区を中心に「ぼろ機織り」の名称で今なお織り人が多く、 その技が大切に継承されています。その様は地域を代表する文化であるといっても過言ではありません。また近年では、 この裂織が全国的に隆盛のほどを呈し、たくさんの作家の皆さんが素晴らしい作品を世に出しているのは周知の通りです。 これまで当館では裂織の優れた作家と作品を招聘し、いくつかの企画展を開催するとともに信州で初の裂織公募展を開催いたしました。 隔年開催となる今回の公募展でも、ご来場いただいたお客様、すなわち鑑賞者の投票によって授賞作を選定する方法でコンテストを実施します。 これは、日本各地の寒冷な農山村・漁村で物を大切にする心を育みつつ、古布再生のロマンを携えながら、 真に民間伝承として連綿と織られて来た裂織という技法・作品に正にふさわしい評価のあり方であると思います。 裂織の里、ここ信州の原村から発信する第2回目の裂織公募展です。


人生讃歌
石野容三絵画展

■会期:2008年8月1日(金)〜8月31日(日)

〜終了しました〜


石野さんは大阪府在住の画家。大病を克服した後、60歳代から絵画を描き始めました。以後、ギャラリーなどで作品を発表しながら、精力的に創作活動を展開しています。
特徴的な画面の構図や明るい色合い、モチーフの心地良いデフォルメから構成される絵画は、自由気ままな作風で随所に洒脱とバイタリティーを感じます。
また、今回は賛助・参考出品として、石野さんが師事した奥様である紀美子さんの作品も併せて展示いたします。
時にほのぼのと癒され、時に明るく元気づけられる、遊び心に満ちた作品の数々をどうぞお楽しみください。


◎ ギャラリートーク ◎

 ■とき :2008年8月3日(日)13:30〜14:30
 ■ところ:当館企画展示室
 ■参加費:無料(入館料のみ)
 ■内容 :日々の制作の中での思いや意気込みを石野さんご自身が語ります。





〜森と生きる〜
片田好美水彩画展

■会期:2008年4月1日(火)〜7月31日(木)

〜終了しました〜


片田さんは茅野市在住の水彩画家で、精力的に制作活動をなさっています。 主なモチーフは片田さんが深く愛おしむ蓼科の動植物。小鳥やリス、様々な植物などを細やかに生き生きと表現しています。 特に心の支えであるという小鳥たちを描いた作品は愛らしくも時に気高く、いのちの尊厳すら感じさせます。 これが動植物への限りない共感と憧憬に満ちた、片田さんの作品の大きな魅力です。
本展ではこうした片田さんの水彩画約90点を前期と後期に分けて展示いたします。“森と生きる”片田さんが親しみと敬愛をもって 表情豊かに描く蓼科の小さな仲間たち、そのいのちの輝きをどうぞご覧ください。


◎ ギャラリートーク ◎
森と生きる〜蓼科の自然に惹かれて〜

 ■とき :2008年6月14日(土)13:30〜14:30
 ■ところ:当館企画展示室
 ■参加費:無料(入館料のみ)
 ■内容 :主要なモチーフである蓼科の動植物に寄せる思い、高原で制作の日々を送る心情を片田さんが当館館長を交えて語ります。


−森のささやき 妖精の詩−
加藤玲子「クビカス織りの世界」

〜終了しました〜





       平成19年128日(土)〜平成20331日(月) 

加藤さんは埼玉県在住の染織作家で、アトリエ森響舎を主宰しています。伝統織物を学ぶために留学したフィンランドでクビカス織りと出合い、以後はクビカス織りと綴れ織りを併せた独自の技法で作品を制作しています。クビカス(kuvikas)とはフィンランド語で「絵のような」とか、「絵のように織られた布」という意味で、タペストリーを主とした加藤さんの作品も絵画的な表現を特徴としています。
森との関わりが深いフィンランドでの暮らしの経験から、その作品のテーマは「森」や「森の妖精」。繊細な色合いと丹念な織りの作品には澄んだ大気や芳しい草花の香り、透明感を帯びた景色を感じ、まるで北欧の森にたたずんでいるような気分にさせてくれます。
加藤さんが創り出すクビカス織りの世界をどうぞお楽しみください。
また会期中、ワークショップを開催いたします。

              ◎ワークショップ◎       
         織り機を使わないでマフラーを作ろう

■ 日時:2008年3月2日(日) 13:00〜16:00
■ ところ:企画展示室        ■定員:15名(要予約)
■参加費:お一人様2000円(入館料別途) ■持ち物:はさみ、毛糸針
■ 講師:本展作家 加藤玲子さん
■ 内容:加藤さんが染めた糸を材料にして、たて糸を結んだり、針で部分的に織ったり、織り機を使わないでマフラーを作ります。
  時間内には加藤さんによる作品の鑑賞会も予定しています。


−彩り、錦秋の八ヶ岳にて−

野中ひろみ裂織展




終了しました
       平成19年9月1日(土)〜平成19年12月4日(火)

野中さんは、裂織作家としてご活躍する他、信州さきおりの会代表を務
めておられます。近年では日展に4年連続入選を果たし、また原村郷土館では裂織体験の指導をなさっています。今回は2002年に続く、当館で二回目となる企画展です。野中さんが織りなす彩り豊かな裂織をどうぞお楽しみください。

ギャラリートーク

日時   11月24日(土) 13:30〜14:30
場所   八ヶ岳美術館 企画展示室
人数   20名(予約不要)
参加費  無料(入館料別途)
語り手  本展作家 野中ひろみさん
内容   野中ひろみさんがご自身制作のテーマについて語ります


-信州さきおりの会-
さきおり講演会

日時   10月28日(日) 13:00開場 14:00開演
場所   八ヶ岳美術館 彫刻展示室
講師   講師:佐藤利夫先生
       佐渡出身の文化史研究家、「裂織(法政大学出版局)」など著        書多数)
参加費  500円(入館料別途)

信州さきおりフェア

日時   9月17日(月・祝) 10:00〜16:30
会場   原村樅の木荘 屋内ゲートボール場
       
       裂織作品の展示販売、材料の販売等を行います



 

−Passionate Coloring−

華麗なる、染めとファッション

二宮 柊子



終了しました
      会期 平成19年6月18日(月)〜平成19年8月31日(金)

二宮さんは、「服飾と染めの調和」を制作のテーマに国際的にご活躍染色作家です。また、学校法人杉野学園 ドレスメーカー学院の院長として、後進の指導に日々精力的に取り組んでおられます。ヴィヴィッドな色彩とダイナミックなデザインがハーモニーを奏で、流麗にして情熱的な作品となっております。
 会期中、ギャラリートークを開催いたします。
 皆様のご参加をお待ちしております。

日時     8月4日(土) 午前11:00〜約1時間   
場所    
八ヶ岳美術館 企画展示室
人数    
約30名(予約不要)
参加費  
無料(入館料別途)
語り手   本展作家 二宮柊子さん
内容    二宮柊子さんがご自身の製作のテーマである「服飾と染めの
        調和」について語ります




  〜そよ風をキルトに綴って〜
米倉 健史キルティング アート展

  
平成19年4月1日(日)〜平成19年6月17日(日)



終了しました
 米倉さんは、大阪で「キルトアート工房」を主宰し,国内外で活躍をなさっています。風景を中心としたその作品は、中間色を巧みに用いた繊細な色調と精緻なソーイングワークが特徴で、心洗われるような清々しい表情を見せてくれます。
会期中、ギャラリートーク、ワークショップ等イベントを開催いたします。

ギャラリートーク
日時  5月26日(土) 午前11:00〜約1時間
場所  八ヶ岳美術館 企画展示室付近
人数  約30名(予約不要)
参加費 無料(入館料別途)
講師  本展作家 米倉健史さん
内容  米倉さんによるキルティングアートについてのお話

ワークショップ
日時  5月26日(土) 午後13:00〜16:00
場所  八ヶ岳美術館 企画展示室付近
人数  15名(要予約)
参加費(材料費) お一人様2500円(額希望者は3000円)
         (いずれも入館料別途)
持ち物 シャープペンシル、定規、小さい洋ハサミ布用
講師  工房スタッフ 彦坂泉さん

「N.E.C.JAZZライブ」
日時  5月27日(日) 午後14:00〜約1時間30分
場所  八ヶ岳美術館 企画展示室
人数  約30名(予約不要)
参加費 無料(入館料別途)
演奏者 N.E.C.
内容  アートとジャズのコラボレーション





平成15年度〜18年度に行なわれた企画展


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