平成26年度・企画展情報
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ハイウェイの沿線遺跡群 |


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ハイウェイの沿線遺跡群

〜阿久・大石・居沢尾根の土器たち〜

※前期と後期の間で展示品を入れ替えます

前期 平成26年12/13(土)〜平成27年2/1(日)
後期 平成27年2/7(土)〜3/29(日)

主  催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会


1957(昭和32)年に公布された国土開発縦貫自動車道建設法によって、中央自動車道西宮線が長野県内を約122kmにも渡って横切ることとなりました。この建設予定地に含まれる埋蔵文化財包蔵地は195にものぼりました。

原村ではとくに阿久遺跡、居沢尾根遺跡、大石遺跡の3つの大規模遺跡が中央道建設予定地にかかり、1975(昭和50)年から翌年にかけて長野県教育委員会によって緊急発掘調査が進められました。特に阿久遺跡では、立石と列石を中心とした環状集石群と呼ばれる祭祀場の跡が姿を見せ、大変貴重な遺構だったことから保存運動が展開され、埋め戻し保存をした上に中央道が建設されることとなりました。このため阿久遺跡は国史跡の中でも中央道が上を走るという他に例を見ない史跡となっています。

これらの遺跡から出土した埋蔵文化財は2012(平成24)年、出土した各地域で展示活用するために、長野県から各市町村へと移管されました。これを記念して、晴れて原村の文化財となった土器を皆様にお披露目し、当時の発掘作業の様子とあわせて初めてご紹介します。阿久、大石、居沢尾根の3つの遺跡出土品によって、縄文時代前期から中期にかけての様々な時代の土器の造形の変遷をお楽しみいただけます。



【関 連 イ ベ ン ト】

1.講演会:聴講無料・入館料別途
@スライドとお話「回想・阿久、大石、居沢尾根の発掘現場」
平出一治氏(居沢尾根、阿久両遺跡の発掘に携わる)
岩崎孝治氏(大石、阿久両遺跡の発掘に携わる)
日時:1月25日(日)13:30〜

A「大石遺跡の文様論」
小林公明氏(元 井戸尻考古館館長)
日時:2月21日(土)13:30〜

B「縄文時代の豆栽培 〜レプリカ法による土器種実圧痕の研究の成果〜」
会田進氏(前 長野県考古学会会長)
日時:3月7日(土)13:30〜

C「八ヶ岳山麓の縄文人のくらし」
鵜飼幸雄氏(前 尖石縄文考古館館長)
日時:3月15日(日)13:30〜


2.イベント:いずれも要申込みです
参加お申込み・お問い合わせ 八ヶ岳美術館(0266-74-2701)

■切り絵教室
八ヶ岳山麓の縄文風景と、顔面付釣手土器を人気切り絵作家・日達れんげ先生の図案で制作します(風景と土器のいずれかをお選びください)。
日時:1月31日(土)13:30〜(2時間程度)
参加費:1,800円〜(材料費・入館料含む)



■切り絵プリントで顔面付釣手土器グッズづくり
顔面付釣手土器を日達れんげ先生が図案化。切り絵を布にプリントしてグッズをつくります。
日時:3月8日(日)13:30〜(2時間程度)
参加費:1,800円〜(材料費・入館料含む)


■勾玉ペンダントづくり (講師:原村教育委員会文化財係)
蝋石を使って古代の人の装飾具・勾玉のペンダントを作ります。
材料費:400円(入館料別途)
日時:1月24日(土)13:30〜(2時間程度)


■粘土で土器型ブローチ・マグネットづくり
美術館で展示中の土器をじっくり観察して、粘土で土器型のブローチやマグネットを作ります。
材料費:300円(入館料別途)
日時:2月7日(土)、3月1日(日)13:30〜 (2時間程度)


■縄文ペーパーウェイトづくり
石に縄文土器の文様をペイントしてペーパーウェイト(文鎮)を作ります。
参加費:無料(入館料別途)
日時:2月15日(日)、3月21日(土)13:30〜(2時間程度)








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八ヶ岳美術館全国公募展

第5回 あなたが選ぶ信州の裂織展

平成26年9月13日(土)〜12月7日(日)会期中無休

主  催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
共  催:信州さきおりの会
後  援:全国裂織協会、信州大学繊維学部
協  力:信州大学教育学部発さきおりプロジェクト、LCV株式会社、国立民族学博物館、富士見町歴史民俗資料館、茅野市八ヶ岳総合博物館、八ツ手機織り保存会、山鹿織りの会、機織りみとし会、紅蓮織りの会、ねじばな、かにた作業所 エマオ
協  賛:諏訪信用金庫、スワテック建設株式会社




―裂織の里・原村から発信する裂織公募展です。

当館が位置する原村では古くから機織りが盛んに行われてきました。厳しい生活の中から生み出された裂織は「ぼろ機織り」の名称で親しまれ、今なおその技が大切に継承されています。地域を代表する文化のひとつであるこの裂織は、近年では全国的に隆盛を見せ、高い芸術性を持ったアート作品として「SAKIORI」の名称で世界からも注目されるようになってきました。
 当館では2006年に信州で初の裂織公募展を開始してから、隔年で開催してまいりました。第5回目となる今回の公募展でも、ご来場いただいたお客様の視点、すなわち入館者の投票によって、出展作品の中から大賞が選ばれます。前回から新たに、芸術性・技術・伝統性など総合的多角的な視点で審査する審査員特別賞を設けています。
また公募展と同時に原村を含む諏訪地域に残る古い裂織や、地域で活躍する機の会の活動、暮らしから生まれた裂織を福祉に展開する試行的な取り組みをご紹介します。古布再生の原点である「物を大切にする心」が込められた素朴な織の美しさをご覧ください。


【関 連 イ ベ ン ト】

1.さきおりマーケット

10月4日(土)10:00〜16:00
織りの素材や布小物が集まるマーケットを美術館屋外で初開催!
作り手さんとの交流を深めながら楽しくお買いものしませんか?
当日の入館者にはマーケットで使えるお得なチケットをプレゼント!


2.機織り体験

9月21日(日)、10月10日(金)、11月9日(日)
各日とも10:00〜、11:00〜、13:00〜、14:00〜、15:00〜

各回3名ずつ
織り機を使った裂織体験。25×35cmの作品を持ち帰れます。所要時間1時間。
前日までにご予約ください。
材料費:500円(入館料別途)
持ち物:鉛筆、消しゴムなどの筆記用具


3.裂織で小物づくり

10月10日(金)、11月9日(日)
各日とも13:00〜16:00〜

1週間前までにご予約ください。機織り体験で織った布をお使い頂けます。
会場:原村郷土館
参加費:200円


4.誰でも簡単!裂織ブレスレットをつくろう

9月28日(日)、10月18日(土)、11月19日(水)
各日とも10:00〜、14:00〜、

厚紙の簡易織機で裂織のブレスレットを作ります。
前日までにご予約ください。
材料費:200円(入館料別途)


参加お申込み・お問い合わせ
八ヶ岳美術館(0266-74-2701)









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小田隆 古生物復元画の世界展

平成26年6月21日(土)〜9月7日(日)会期中無休

主催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協力:豊橋市自然史博物館




本や図鑑でおなじみの、恐竜、翼竜、アンモナイトなど古生物の姿。しかし誰もその生物を実際に目にしたことはありません。今にも動き出しそうなこれらの古生物復元画は、化石から分かるさまざまな情報を研究者たちが分析し、推理を積み重ねることによって生まれた科学的な成果ですが、すでに絶滅してしまった生物の姿をまるで生きているかのように現代に甦らせるのは、まさに復元画家の力量と言えるでしょう。 本展では小田隆の手による古生物復元画を、豊橋市自然史博物館のご協力を得て展示し、また生命の進化の歴史を遊んでたどれる「進化のかるた」原画や、ドローイング作品等もご紹介します。流麗な筆致と臨場感あふれるシーン構成、そして研究者との綿密なやりとりによって生み出される小田隆の復元画の数々により、この分野の第一線で活躍する画家の世界に迫ります。


【作 家 プ ロ フィ ー ル】

小田 隆 ODA Takashi
1969年三重県生まれ。画家、イラストレーター。東京芸術大学美術研究科修士課程修了後、1996年に恐竜化石の組み立てに参加したことをきっかけに復元画の制作を開始。豊橋市自然史博物館、国立科学博物館など、博物館のグラフィック展示用復元画や、数多くの図鑑・絵本・書籍を手がける。科学的な知識と卓越した描写力を併せ持つ古生物復元画の第一人者として活躍を続けている。現在、成安造形大学イラストレーション領域准教授。


【関 連 イ ベ ン ト】

トークイベント「骨から復元する古生物の世界」
7月20日(日)13:30〜
復元画制作のプロセスや、自作解説をスライド等交えながらお話しいただきます。
参加費:無料(入館料別途) 講師:小田隆



ワークショップ「恐竜の頭骨から復元画を描こう」
8月24日(日)13:30〜
講師:小田隆  対象:小学生〜一般
材料費:200円(入館料別途)※要予約
持ち物:鉛筆、消しゴムなどの筆記用具


参加お申込み・お問い合わせ
八ヶ岳美術館(0266-74-2701)









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宮坂雅博・小松由利江 星景写真展

平成26年4月5日(土)〜6月15日(日)会期中無休

主催:八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)、原村、原村教育委員会
協賛:ファナックパートロニクス株式会社、スワテック建設株式会社
協力:写真のはる




星空と地上の風景とをひとつの画面に収めた、星空のある風景写真「星景写真」。星景写真家・宮坂雅博と小松由利江の2人は、独自に編み出した撮影技法によって、通常目にすることのできない自然風景と星空との美しいコラボレーションを写真におさめ、その幻想的な作風で世界的にも高く評価されています。本展では白駒の池、まるやち湖など諏訪地方や阿智村など長野県内の各所で撮影された星景写真を中心に、ユネスコ世界遺産登録が期待される富岡製糸場や、沖縄等で撮影された作品を加え約60点を一堂に展示。英国王立グリニッジ天文台の天体写真コンテストなど、世界的なコンテストで受賞した数々の作品もご覧いただけます。四季折々の美しい自然と星空とが織りなす幻想的な星景写真の世界をご堪能ください。

【作 家 プ ロ フィ ー ル】

宮坂 雅博 Masahiro Miyasaka

1967年長野県諏訪市生まれ。2003年よりデジタル一眼レフカメラで撮影を始める。星景写真の撮影において独自の撮影技法を編み出し、2009年のユネスコ協賛世界天文年(IYA)写真コンテスト優勝、NASAアメリカ航空宇宙局のAPOD(今日の天文写真)に作品が採用されるなど、海外でも称賛を浴びる。2012年、英国王立グリニッジ天文台の天体写真コンテスト「アストロノミー・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」のアース・アンド・スペース部門で優勝。近年は長野県内をはじめ富岡、鹿児島など日本各地で精力的に撮影を行っている。

小松 由利江 Yurie Komatsu

1984年長野県茅野市生まれ。写真店を営んでいた父親の影響もあり中学生の頃から一眼レフカメラで撮影を始め、現在は茅野市の「写真のはる」スタッフとして仕事をする一方、写真家としても活動。2011年パリミキ諏訪店自遊空間にて個展、同年諏訪市のギャラリー・ミラノサローネで「オーロラ写真展」開催。2012年より宮坂雅博氏と共に星景写真を撮影、繊細な感性を活かした作品は長野県観光マップ2013秋号表紙に採用されるなど注目を集めている。2013年、阿智村で星景写真展を開催(2人展)。





【関 連 イ ベ ン ト】

レクチャー・トーク
4月13日(日)、5月4日(日)各日とも13:30〜
星景写真の撮影技法についてや撮影秘話などを映像とスライドショーを交えてお話しします。
出 演:宮坂雅博・小松由利江
参加費:無料(要入館料)


スターライト・ファンタジー in プラネタリウム
6月14日(土)17:00開場 17:30開演
星景写真をプラネタリウムの大画面で鑑賞しながら作家のトークを聞きます。
出 演:宮坂雅博・小松由利江
参加費:八ヶ岳美術館入館券とセットで700円
会 場:八ヶ岳自然文化園 
※要予約。事前に八ヶ岳美術館にてセット券をお求めください。


講座「デジタルカメラのきれいな撮り方」
4月26日(土)、5月22日(木)13:30〜15:00
ご自宅のデジタルカメラできれいな写真を撮るコツを教わります。
講 師:塩原晴彦(写真のはる代表)、小松由利江
受講料:1,000円(入館料含む)


参加お申込み・お問い合わせ
八ヶ岳美術館(0266-74-2701)

※上記イベント以外にも両作家の在館日を逐次設けます。
※美術館ブログやFacebook,Twitterにてご確認ください。








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