平成27年度企画展情報(2015年4月〜2016年3月)

清水タカエ銅彩画展 平成27年4/4(土)〜5/17(日)
八ヶ岳山麓のこて絵展 平成27年5/23(土)〜6/28(日)
美を極める 平成27年7/4(土)〜8/30(日)
開館35周年記念 津金寉仙展 平成27年9月5日(土)〜11月8日(日)
感性の織り 平成27年11月14日(土)〜平成28年1月17日(日)
斉藤嶽堂 写真展 平成28年1月23日(土)〜平成28年3月27日(日)


終了しました

斉藤嶽堂 写真展

八ヶ岳のフクロウ/神威の在処

会期 平成28年1月23日(土)〜平成28年3月27日(日)

主  催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会



写真家・斉藤嶽堂は、風景・動物・鳥などネイチャー写真主体に撮影を展開してきましたが、フクロウに魅了され八ヶ岳山麓のアトリエを拠点に活動しています。 「フクロウは森の自然のバロメーター」との考えのもと、長野・山梨両県の八ヶ岳に住むフクロウの保護活動も行っています。 本展ではフクロウの保護活動から生まれた写真集『八ヶ岳のフクロウ』に収められた貴重な写真の数々のほか、北海道でアイヌの人々により「カムイ(=神々の化身)」として語り継がれているオオワシやヒグマなどの動物と何週間にも渡って対峙した「神威の在処(ありか)」を展示します。 彼らはなぜ森の賢者と呼ばれ、神と崇められてきたのか。動物たちに宿る神性を鮮やかに描く、写真家・斉藤嶽堂の美術館での初個展です。


プロフィール
斉藤嶽堂(さいとう がくどう)
写真家・文筆家
JSPA日本風景写真家協会会員
ソニー・イメージング・プロ・サポート会員
山梨県自然監視員

陸上自衛隊レンジャー隊員を経て、「むさしの新聞社」編集長・社長室長として勤務後、フリーランスの写真家になる。埼玉県上尾市に「あとりえ がくどう」、山梨県北杜市清里に「あとりえ 清里」を開設。2015年12月より清里・萌木の村内にプライベートギャラリー「ふくろうの里」(仮称)開設準備中(2016年4月オープン予定)
著書にフクロウの保護活動をルポルタージュした『八ヶ岳のフクロウ』(東京図書出版)がある。



【関 連 イ ベ ン ト】

講演会
「八ヶ岳のフクロウ 〜森の賢者・哲学者・番人〜」
2月18日(木)13:30〜14:30
講師:斉藤嶽堂
会場:八ヶ岳美術館
参加費:無料(要入館料)
★八ヶ岳に生息するフクロウの生態や表情、エピソードをご紹介いただきます。

作家による作品解説
2月18日(木)14:30〜15:00
会場:八ヶ岳美術館
参加費:無料(要入館料)

八ヶ岳ネイチャーフォトガイド
2月21日(日)13:00〜17:00
講師:斉藤嶽堂
参加費:2,500円(入館料込み)
定員15名(要申込み)
★斉藤嶽堂さんと一緒に、野辺山を中心とした各ポイントで植物、動物、風景など八ヶ岳の自然を観察し、写真の撮り方をレクチャーしてもらいます。もしかするとフクロウにも出会えるかも?!
★持ち物:カメラ、帽子、手袋、耳当て、防寒靴またはスノーシューズ、双眼鏡など
★マイクロバスで観察ポイントまで移動します。当日は開始時間までに八ヶ岳美術館にて受付をお済ませください。

諏訪湖ネイチャーフォトガイド
3月6日(日)9:30〜13:00
講師:斉藤嶽堂
参加費:2,500円(入館料込み)
定員15名(要申込み)
★斉藤嶽堂さんと一緒に諏訪湖で自然を観察し、写真の撮り方をレクチャーしてもらいます。もしかするとオオワシのグルにも出会えるかも?!
★持ち物:カメラ、帽子・手袋などの防寒具、双眼鏡、図鑑など
★美術館発のマイクロバスにてご参加ください(8:40八ヶ岳美術館発)
★現地集合での参加も可能です。お問い合わせください。


お問い合わせ・お申込み 八ヶ岳美術館(0266-74-2701)








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感性の織り

〜福祉の現場で生まれた作品展〜

会期 平成27年11月14日(土)〜平成28年1月17日(日)

主  催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協  賛:諏訪信用金庫
協  力:長野県セルプセンター協議会、信州さきおりの会



古くはぼろ機織りと呼ばれ、山浦地方で人の暮しと切っても切れない身近な存在だった織物、裂織。八ヶ岳美術館ではこれまで公募展も含めて裂織の展覧会を多く開催してまいりましたが、今回は福祉の現場で織りを取り入れている事例が多くあることに着目し、織りの可能性について考える展示を致します。
「織り」という手法には絵画や立体造形を制作する時とはまた異なるメリットがあるようです。緯糸を通してトントンと筬を打つ、繰り返しの動作で出来上がっていくこと。感性が選び取った自由な色の組み合わせの美しさ。何よりも一人ひとりの作家が織りあがっていく布に魅せられ、創造の歓びを感じているのが伝わるような作品の数々に魅了されます。
本展では授産施設や作業所など、県内外の13の福祉施設で生み出された裂織、さをり織をなど織作品の数々と、各施設での取り組みをご紹介します。

出展施設:
社会福祉法人つむぎ おだまき(小平市)
特定非営利活動法人 杉並いずみ第二(杉並区)
かにた作業所エマオ(館山市)
社会福祉法人ほのぼの会 わたしの会社(山形市)
手織り工房のろぼっけ(下都賀郡壬生町)
川口太陽の家・工房集(川口市)
つくしの家(下高井郡木島平村)
社会福祉法人しあわせ クロスロード(千曲市)
社会福祉法人かりがね会 OIDEYOハウス(上田市)
特定非営利活動法人ふぉれすと 森の工房あかね舎(諏訪市)
長野県伊那養護学校縫製班(伊那市)
社会福祉法人親愛の里 夢工房(上伊那郡宮田村)
軽井沢町地域活動支援センター (軽井沢町)



【関 連 イ ベ ン ト】

展示販売
会期中売店では各施設で制作された織り製品や作品を販売します。

●裂き織り体験(要予約)
日 時:12月5日(土)、6日(日)
各日とも10:00〜、11:00〜、13:00〜、14:00〜、15:00〜
会 場:八ヶ岳美術館
講 師:信州さきおりの会
参加費:1,000円(入館料別途)
定 員:各回2名
織り機を使った裂織体験。25×35p程度の布を織って持ち帰れます。

●事例発表とクロストーク「アーティストが誕生する場所」
日 時:11月22日(日)13:30〜15:30
会 場:八ヶ岳美術館
講 師:鈴木隆志(手織工房のろぼっけ)・宮本恵美(工房集 施設代表)
参加費:無料(要入館料)
利用者を「アーティスト」として捉え、個性を尊重した活動をすすめる2つの施設から講師をお招きします。個性を十分に発揮するために必要なものとは何なのか、またブランディングや企業とのコラボレーション等についてもお話を伺います。

●事例発表と講演会「裂織りの歴史と障害者」
日 時:12月13日(日)13:30〜15:30
講 師:佐々木清(かにた作業所エマオ)
参加費:無料(要入館料)
知的、情緒、精神などさまざまな障害をもつ方が作業する「かにた作業所エマオ」で作業指導員をつとめる佐々木清さんに、裂織の歴史と、現場から見た織りの可能性についてお話いただきます。

お問い合わせ 八ヶ岳美術館(0266-74-2701)







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開館35周年記念 津金寉仙展

会期 平成27年9月5日(土)〜11月8日(日)会期中無休

主  催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
協  力:凌雲書道会


原村出身の書家・津金寉仙(1900-1960)は、その自由奔放な筆致、迫力を秘めた書風で日本書壇に旋風を巻き起こし、全国の書人たちを熱狂させました。八ヶ岳美術館ではこれまで常設展示で津金寉仙の書作品を展示してまいりましたが、今回初めて企画展を開催致します。寉仙の御子息でもある書家・津金孝邦氏と凌雲書道会のご協力を得て、これまで一般公開されてこなかった個人蔵の作品と、地域に伝わる代表作など、貴重な作品の数々をご覧いただきます。書人や書の愛好者に向けてのみならず、多くの方々へ寉仙その人と書の魅力をあらためて発信いたします。



【関 連 イ ベ ン ト】

開会式
日時:9月5日(土)14:00〜
会場:八ヶ岳美術館
参加費:無料(要入館料)
※入館料のみでご参加いただけます

●講演会「津金寉仙 人と書」講師:津金孝邦氏
日時:11月3日(火)14:00〜
会場:八ヶ岳美術館
参加費:無料(要入館料)

●ギャラリートーク「見て感じる寉仙の書」講師:内山寒山氏
日時:10月11日(日)14:00〜
会場:八ヶ岳美術館
参加費:無料(要入館料)

●このほか会期中に鵜野竹魚氏、大澤城山氏によるギャラリートークを予定しております

お問い合わせ 八ヶ岳美術館(0266-74-2701)







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美を極める

〜現代工芸のトップアーティスト12人〜

会期 平成27年7/4(土)〜8/30(日)会期中無休

主  催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会
共  催:「美を極める〜現代工芸のトップアーティスト 12人〜」展実行委員会
協  賛:諏訪信用金庫、たてしな自由農園
後  援:現代工芸美術家協会長野会


日本の現代工芸美術界をリードした文化勲章受章芸術院会員橋節郎(1914−2007)と日展参与 小口正二(1907−2000)は漆芸の巨匠、彫漆の彩匠として美術史に大きな足跡を残しました。共に信州人であり現代工芸美術家協会長野会の金字塔。このふたりの薫陶を受け日本現代工芸の最前線で活躍する日展作家12人のトップアーティストが木芸、金属、漆芸、磁器、七宝、染色、皮革、陶芸の分野で独自の境地を拓いた美の極致を一堂に紹介します。



【関 連 イ ベ ン ト】

オープニング
※入館料のみでご参加いただけます

7月4日(土)
10:30〜

橋 貞夫ほか全作家によるギャラリートーク
11:00〜


作家によるギャラリートーク
※入館料のみでご参加いただけます

7月11日(土)11:00〜
講師:竹森 公男(漆芸)

7月12日(日)11:00〜
講 師:木下 五郎(金属)

7月18日(土)11:00〜
講 師:中澤 達彦(木芸)

7月20日(月・祝)11:00〜
講師:千葉 紘子(染織)


ワークショップ
※いずれも要予約

7月18日(土)酒井昭子(革)
「革でアクセサリー・小物づくり」

13:00-16:00
対象:子供・一般 定員:10名
参加費:1,000円〜(入館料別途)
革に好きな模様を刻印し、色付けしてオリジナル革小物をつくります。(ペンダント2,000円、小銭入れ1,000円、キーリング1,300円)

8月1日(土)向山伊保江(七宝)
「七宝で額絵づくり」

13:00-16:00
対象:子供・一般 定員:10名
参加費:2,000円(入館料別途)
七宝焼きの技法を使って手のひらサイズの額絵をつくります。

8月8日(土)、9日(日) 小口稔(陶磁)
「ろくろで陶芸体験」

13:00-16:00 (時間内30分ごと受付)
対象:子供・一般定員:各日とも12名
参加費:3,000円〜(入館料別途)
ろくろを使って湯飲みやぐい飲みをつくります。(使用する陶土の量によって費用が変わります。作家によって後日焼成後、送料着払いでの発送となります)


参加お申込み・お問い合わせ 八ヶ岳美術館(0266-74-2701)







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〜土蔵に彩られた漆喰芸術〜

八ヶ岳山麓のこて絵展

会期 平成27年5/23(土)〜6/28(日)会期中無休

主  催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会


日本各地の土蔵を彩ってきた「こて絵」は、左官職人による漆喰芸術の粋として近年注目を集めています。こて絵のモチーフに込められた様々な願いや、蔵と一体になった装飾の仕方など、注目すべき点は多くあります。 八ヶ岳美術館ではこのたび、八ヶ岳山麓の左官職人にこて絵の技術を広めた小川天香の作品とともに、原村を中心にした八ヶ岳山麓のこて絵をご紹介します。この機会にぜひご覧ください。



【関 連 イ ベ ン ト】

講演会(入館料のみでご参加いただけます)

@対談「八ヶ岳山麓の建築様式と鏝絵」
5月24日(日)13:30〜
講師:笠原嘉久氏(建築士)
両角修次氏(山里まち文化研究所代表)

A「八ヶ岳山麓で花開いたこて絵文化」
6月13日(土)13:30〜
講師:朝倉清氏(くらフォーラムin 八ヶ岳代表)
入館料のみでご参加いただけます。


見学会「八ヶ岳山麓こて絵めぐり」いずれも要予約

@バスツアー「原村のこて絵めぐり」定員:20名
5月28日(木)10:30〜15:00
参加費:2,500円(美術館入館料、昼食代込み)
講 師:平林とし美氏(原村教育委員会文化財係長)
矢澤将利氏(左官職人)
八ヶ岳美術館で原村のこて絵についてお話を聞いた後、自然文化園内レストランで昼食をとり、午後は原村内の主要なこて絵を講師の案内で見学します。

A「糸萱・南大塩のこて絵めぐり」
6月6日(土)13:00〜 参加費:500円(天香館入館料込み)
講師:笠原嘉久氏、両角修次氏
茅野市の糸萱地区と南大塩地区のこて絵を講師の解説を聞きながらめぐった後、天香館へ移動して見学します。現地集合・現地解散です。

Bバスツアー「津金のこて絵めぐり」定員:20名
6月11日(木)10:30〜16:00 参加費:2,500円(津金学校入館料、昼食代込み)
講 師:小林峰雄氏(津金学校)
平林とし美氏(原村教育委員会文化財係長)
山梨県北杜市津金のこて絵を解説を聞きながらバスでめぐる昼食付のツアーです。昼食はおいしい学校で懐かしの「給食」の予定です。

C「笹原のこて絵めぐり」
6月28日(日)13:00〜 参加費:500円(天香館入館料込み)
講師:笠原嘉久氏、両角修次氏
茅野市笹原のこて絵と板倉を解説を聞きながらめぐった後、
天香館へ移動して見学します。現地集合・現地解散です。


ワークショップ「こて絵でオリジナル表札を作ろう!」

6月21日(日)9:00〜15:00(昼食各自)
講師:下平悟氏(左官職人)
  清水良治氏(左官職人)
参加費:2,000円(美術館入館料込み)
こて絵で15×30p大のオリジナルの表札を作ります。
・定員20名・要予約


参加お申込み・お問い合わせ 八ヶ岳美術館(0266-74-2701)







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清水タカエ銅彩画展

〜銅の色に魅せられて〜

前期 平成27年4/4(土)〜5/17(日)会期中無休

主  催:八ヶ岳美術館、原村、原村教育委員会


八ヶ岳美術館ではこのたび、「清水タカエ 銅彩画展〜銅の色に魅せられて〜」を開催します。 銅彩画家である清水タカエは30年近くにわたって制作を続け、2006年からは八ヶ岳山麓の原村にアトリエを構えて活動し、近年ではとくに建築のための装飾に情熱を傾けています。 銅彩画とは、一枚の銅板に丹念に凹凸を付けた後、酸化の働きによって銅の色を変化させて作る半立体(レリーフ状)の銅板工芸のこと。酸化させる温度や湿度の微妙な変化によって、漆黒から、鮮やかな赤銅色、明るく輝く白銀色と、様々な色合いを生み出しています。 本展では清水タカエがこれまで制作してきた銅彩画の代表作と新作をあわせた約40点を一堂に展示します。木の葉や鳥たちをモチーフとした写実的な作品から、喜びなどの感情をパターンに表現した作品まで、多様な作品世界をお楽しみいただけることでしょう。この機会にぜひご覧ください。



【関 連 イ ベ ン ト】

作家によるギャラリートーク4/12(日),5/3(日)
各日とも14:00〜

入館料のみでご参加いただけます。

はじめての銅彩画4/29(水),5/2(土)
各日とも13:30〜16:00

清水タカエさんを講師に、銅彩画を制作します。手のひらサイズの銅彩画作品をお持ち帰りいただけます。
対象:小学校高学年〜大人。料金:2,000円(入館料別途、希望者は額代別途)


参加お申込み・お問い合わせ 八ヶ岳美術館(0266-74-2701)









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