八ヶ岳美術館について
YATSUGATAKE MUSEUM OF ART
八ヶ岳美術館は信州の原村・八ヶ岳山麓に建つ、豊かな自然に抱かれた高原のアート・ミュージアムです。文化功労者で日本芸術院会員であった原村出身の彫刻家・清水多嘉示氏による作品の寄贈を契機とし、1980年(昭和55年)に当時では全国的にも珍しい村立美術館として開館しました。
主なコレクションは清水多嘉示の彫刻と絵画、原村出身の書家・津金寉仙の書です。また、原村の位置する八ヶ岳山麓一帯は、遥か古代に縄文文化が華開いた地域でもあります。村内各遺跡の発掘調査により出土した土器や石器などの貴重な考古学遺物を美術作品と併せて展示しています。
美術館の建物は建築家・村野藤吾の設計で、連続ドーム型の大変ユニークなデザインです。また、標高1,350mにある美術館の周囲を巡る散策路では彫刻の屋外展示と共に四季折々の山野草が楽しめます。
年間を通して様々な企画展も開催しています。
美しい芸術作品に出会い、八ヶ岳の澄んだ空気を満喫する、すがすがしい高原の休日をどうぞゆっくりお楽しみください。