学童彫刻の森
School Children Sculpture Forest
「学童彫刻の森」は、八ヶ岳美術館駐車場の山側にあり、いつでもご自由にご覧いただけます。(原村教育委員会管轄)
昭和55年の美術館開館時から、原村の子供たちにも芸術に親しむ心を持ってもらいたい、芸術を創りあげる感性を磨いてもらいたいという願いをもとに行われている、貴重な事業です。
初年度は原小学校が具象的、原中学校が抽象的な作品を制作しましたが、翌年からは原中学校3年生の卒業記念制作として毎年1基ずつ建てられ、令和4年3月の段階で、42体のブロンズ像が設置されています。
『以前は、有志でモデルを作ったり、美術部が代表でモデルを作ったりと、いろいろなやり方でその年のモデルを作ってきました。 現在では、卒業生全員が一つずつ作った塑像(粘土の像)の中から、もっとも優れたものを投票で選び、それをもとに、ブロンズ委員と塑像の作者および有志で、石膏モデルを作るやり方を続けています。また、塑像を作るにあたっては、卒業生全員が、十五歳の心 を表した詩を一編ずつ作り、その中の数編を代表作品として残し、塑像のテーマとしています。そして、選ばれた像のテーマとなった詩は、ステンレス板に彫り込まれ、台石に設置されています』
(原中学校ホームページhttp://hhjwww.suwa-ngn.ed.jp/より
原中学校ホームページ内で、歴代作品写真をご覧いただけます)
毎年夏には原中学校3年生による「学童彫刻の森」清掃活動、3月にはブロンズ設置の除幕式が行われています。
静かな森に建つ、子供たちの感性豊かな作品、是非ご覧ください。